ピラティススタジオslothsのマーケティング担当兼社長JUNJIです。
名古屋は蝉が鳴き始めました。
蝉の声を聞くと小さい頃の夏休みを思い出しますね。
さて、最近スタジオ経営に関するコンサルティング相談などをいただくようにもなり、私の自己紹介も兼ねて、私の仕事に対する考えをつらつらと書き綴ってみたいと思います。
題して【私が意識していることランキング上位3選!】
|1位:「顧客満足度」と「社員・スタッフが働きやすい(精神的&肉体的)環境を整えること」
後者はまた今度にするとして
「顧客満足度」これはとても意識します。
顧客にとって価値のあるサービス(商品でも同じ)を提供すること!
その対価として、お客様からお代金を頂く。
何も特別なことではありません。当たり前のことです。
少し長くなりますが…
最近東京ディズニーランドも、プレミアアクセスという有料ファストパスを導入しました。
これは東京ディズニーランド(㈱オリエンタルランド)の中期経営計画にも明記されている
事業戦略に則ったものです。有料ということで賛否あると思いますが、私は賛成です。
彼らの中期経営計画には下記のように明記されています。
事業戦略目標=”ゲストの体験価値向上”
出てきましたね「価値向上」というワードが!なぜ有料プランが「価値向上」につながるのか?
さらに読み進めると
”ゲストの体験価値向上”その手段は?
①1日あたりの入園数上限を下げる
②選択肢の提供
③パークの魅力向上
誤解を恐れずストレートにいうならば、ディズニーランドに価値を感じ、
「ディズニーランド大好き!あのアトラクションもこのアトラクションも楽しみたい!ミッキーと写真撮りたい!」
と考えている顧客の満足度を上げる戦略ということです。
彼ら(コアなファン)に「また来たい!」と思って頂けることが、最重要ということです。
今後は「通常営業にはない、特別な体験がしたい!」という顧客向けのプレミアムなプランが出てくると予想します。
上場している優良企業は中期経営計画書をWEB上で公開しています。
私は、これらを参考にして自社に活かせるものがあれば取り入れるようにしています。
|2位:「風通しの良い組織」「売れる仕組みづくり」「販売計画、目標設定と進捗管理」
2位は3項目あります。1つに絞れない…
【1】風通しの良い組織 =マネジメント
【2】売れる仕組みづくり=マーケティング
【3】販売計画、目標設定と進捗管理=セールス
この3項目がすべて二番目です。
そして、この3項目が私の専門領域といいますか、得意分野です。
言葉の意味としては、重複する部分もありますが、分かりやすくする為に3項目に分けました。
本当に全部重要です。
【1】のマネジメントで特に意識するのは、
・社長は偉くない、責任を取るだけ
・仕事中は適度な緊張感(あくまで適度!威圧的な態度はNG)
・それぞれのスタッフとその家庭にはそれぞれの事情がある(自分の価値観を押し付けない)
・スタッフには常に感謝
・スタッフのモチベーションを下げるような言動はしない
・指示は明確に出す
特に
「何でこんなことも分からないの?」
「自分で考えろ!」
「それでいいと思っているの?」
「何かアイディアない?」
のようなワードは絶対NGです。私は言われたらモチベーションが下がります。
【2】マーケティング
マーケティングの知識があると、思考の枠組みができますので楽ですよ。
マーケティングの最高到達点はセールスを頑張らずとも商品・サービスが売れていくことです。
(行列ができるブティックや飲食店のように)
初心者の方には4Pの話からお伝えします。最近は7Pだったりもします。
商品やサービスを売り出す際は4P、7Pを徹底的に議論します。
(4Pって何?という方はぜひ、ご自身でお調べください)
私は4Pの中でも、特にPromotionの専門家でした。
Promotionに強いコンサルって実はなかなかいないというのが私の実感です。
WEB・デザイン・動画制作・PR・広告・販促・景品表示法・著作権・商標などなど、私は幅広い知識と経験があります。
テレビCM1本流したらいくらかかるでしょうか?Youtubeで広告を配信したら?
その効果測定ってどうやるの?
経営コンサルの人達は「広告会社に依頼してください」と言うことでしょう。
モノがあふれる時代です。いい商品をつくっても認知されなければ売れません。
商品開発にお金を掛ける経営者は多いですが、Promotionの予算を組んでいないことも…。
コーラの値段のうち何%がPromotion費用かご存知ですか?
(これもぜひご自身でお調べください)
【3】そして最後にセールス
数字も大事です。進捗は毎日確認します。
顧客満足度がそのまま数字に反映されると言っても過言ではないと思っています。
セールスも奥が深いです。経営者になる予定の方は勉強することをお勧めします。
|3位:「変化に対して積極的であること」
経営者は船頭です。進む先を決める者。
より良い道があるのなら、計画はいつでも変更していいと考えています。
カッコよく言うなら、PDCAを高速で回す!
うまくいかなかったら、変えればよい。変えていいと思ってください。
計画どおりいかないことなんて沢山あります。
ピラティススタジオを開業したら、何もしなくても予約が埋まると思っていませんか?
事前の戦略が上手く需要とマッチしてれば、予約は埋まります。
しかし、もし上手く予約が埋まらなかったら…?
「ターゲットとなるお客様にスタジオは認知されている?」
「営業時間はお客様のニーズに合っている?」「場所は分かりやすい?」
「提供しているサービスの内容は、質は?」「アフターフォローは出来ている?」
どう改善していけば、うまくいくのかを分析できる力が重要です。
私はいつの日か顧客満足度の為に、今の方針を180度変更するかもしれない。
我々のような小さな組織は、スピード感をもって、
良くなるようにどんどん変えていくことが強みになると思います。
「伝統とは革新の連続である」虎屋の黒川社長の言葉です。
※最近は使わないという記事を拝見しましたが、私の好きな言葉のひとつです
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こんなことを日頃から意識して仕事をしております。
以上、3選でした。
コンサルティングのご相談お待ちしております。
ではでは。