おはようございます。
ピラティススタジオslothsのYukiです。
本日は2月中旬ですが、レッスン予定が急にぽっかり空いたので
ブログ時間に充てています。
実は私、
ブログを書くのはそこそこ好きでして。
インスタグラムですと文章がメインではなくなってしまうので
ブログで詳細なことを書きたいのです。
インスタグラムも素晴らしいツールなのですが、
どうしても映像がメインとなってしまいますよね。
そうすると映像が作られた背景を知らないままの視覚情報のみで評価することになるので
情報自体は早く入ってくるのでしょうが、
誤った解釈が多くなってしまうなあ、
と私は思うのです。
YouTubeも私はあまり使用しないので、仕事以外では見ないのですが
(時代に合ってないのかもしれませんが、自分の脳を活性させるために、私は活字を読むのが向いているみたいです)
YouTubeで固有受容感覚が鍛えられるのか?と言われれば、
かなり難しいと思います。
だから、結局動画を見てうまく動けるということはそんなにないので
対面のレッスンが必要ですし、
質が高く、感じの良い講師のいるスタジオであれば
今後も仕事に困ることはないのかな、と思います。
もちろん
スタジオを周知してもらう、
ということは必要ですが。
さて、今回のタイトルにいきましょう。
1/25と1/26は
インテンシブバレル(IBRL)コース開催でした。
STOTT PILATESではバレルが3種類あります。
アークバレル
スパインコレクター
ラダーバレルです。
タイトルの画像と同じく、
メインで写っている彼女が使用しているのが
Arc Barrelです。
アークは円弧という意味
バレルは樽という意味です。
お酒の樽ですね。
ちなみにこのアークの形は少し楕円のようなアーチとなっています。
アークバレル、特にこのSTOTT PILATES®︎の形と同じアークバレルは
他団体ではあまり見かけません。
鯨型のもので、円の形が異なるアークはたまに見ますが。
他団体のマシンに詳しい方、ぜひ教えてください。
Spine Correcter
エクササイズはSpinal Extension
スパインコレクターは右側二つのツールです。
(弊社は300メートルの距離感でWEST店とEAST店がありまして、
各店1つずつスパインコレクターがあります。WEST分を今回持ってきました)
円弧がより半円の形になっていて、
カーブが強いのが特徴です。
身長の高いお客様にも提供しやすく、
股関節の明らかな問題がないのであれば、骨盤を立てやすい状態に持っていくこともできる
名前の通り
背骨の矯正器
です。
脊柱の動きのフィードバックがありますので
自分がどんな動きをしているのか分かりやすくもあり。
更なるチャレンジを与えることができるツールでもあります。
その最たるものがラダーバレルなのかな(私個人の意見なので、人それぞれだと思います)。
こちらが
Ladder Barrel
です。
このラダーバレルも2つスタジオにあることはそうそうありません。
2店舗で店舗間も近いので成せたことです。
ちなみに搬入搬出は、男手が2名から3名でした。
社長と社長のご友人に心から感謝です。
ラダーの意味はハシゴ
ハシゴの樽ですね。
股関節の動きも制限がある程度なくなるので、
脊柱から股関節、膝、足趾までの動きを考えられる
優秀な(いや、全てのマシンピラティスが優秀なのですが)イクイップメントです。
バレルの養成はこの3つのイクイップメントを使用したエクササイズを学びます。
Breathing side
このエクササイズはIMPでも実はウォームアップエクササイズとして出てくることがあるもの。
IMPご受講予定の生徒様はぜひ楽しみにしていてくださいね。
マットのモディフィケーション(修正という意味)でアークの出番は大変多いですよ、
私はIBRLとABRL(上級バレル)を受講後にIMPとAM(上級マット)を受けましたが
IMPを先に受けておいた方が、間違いなくエクササイズのエッセンス理解が早かったな、
と今でも悔やんでいます。
だから経験踏まえて、養成のことについての質問はお答えしようと思っています。
アークバレルとスパインコレクターはどちらを使用しても行えるエクササイズが多いです。
よって、このように
どちらも使用しながらの養成コース受講になります。
身長やお客様の股関節の柔軟性によって
アークバレル or スパインコレクターに変えていただくのも良いですね。
アークバレルは場所をあまり取らないので弊社は各店4つ常備しています。
(私の自宅ピラティスルームにもあります)
私はマシングループレッスンでほぼ毎回
アークバレルを使用しています。
IMPでも行っていますが
このエクササイズは
Scissorsというエクササイズです。
バレルを使用することでどう変化するのかは、受講されてからのお楽しみ!
Ballet stretch
キャデラックでも出てきたエクササイズ。
こちらは手のサポートが入りやすいのでやりやすいお客様もいらっしゃいます。
バレル側、側面、ラダー側と3つの方向を流れるように行うエクササイズです。
上の画像は側面の方向のエクササイズ。
下の画像はラダー側でバレエストレッチですね。
ラダーの優れた点であり、
大変な点でもあるところですが
空中空間に身体があることが多いので、
ご本人の身体の操作感覚と空間認識能力が必要です。
身体を操作するために脳から信号を送っていくことも
(そもそもそれが運動なので)
空中空間のどこに自分の身体があるのかも感覚として研鑽していくことも要すため
教えること自体が難易度の高いツールです。
スムーズに伝えるための工夫ができないといけません。
初級、中級とエクササイズを学び、
試験等についてもご不明点がないかを伺い、
今回の養成講座、フィニッシュです!
皆様、本当にお疲れ様でした!
そして今回は最後の集合写真ということで、
バレルで遊びながら写真撮影。
楽しそうな皆様。
改めて、お疲れ様でした!
今回ICCBフル受講の方も数名いらっしゃったので、
情報量が非常に多かったことでしょう。
ただ、すぐに実践で使用できるエクササイズばかりですから
たくさん練習して、
検証して、
ぜひ多くのお客様へ提供してください。
そして、もし弊社が比較的通える養成生様は
ぜひマシンレンタルもご利用ください(と申しますか、皆様申し込まれています)。
やはり覚えたものを早い段階で指導し始めることが
一番早くエクササイズを自分のものにできるということです。
養成を受講された方々によく聞かれるのが、
自分の自主練習を完璧にしてから、指導練習に入った方が良いか?
なのですが、
私は、
自主練習は一番初めに必要だけど、すぐに指導練習もしてください。
自分が動くことと、相手を動かすことは全く違うから
指導練習も並行して行う方が、早くエクササイズを覚えられますよ。
とお伝えしています。
今回のレポートは5つに分けてお知らせしました。
余談ですが、STOTT PILATES®︎のテキストの内容は10年前からほぼ変わってないそうです。
(ジャクイン先生談)
他団体のテキストも良いことがたくさん書かれていますが、
私はSTOTTのテキストが大事なことが全て書かれていて好きです。
ICCBのみ英語テキストなので、英語でなければもっと良いのですが。
また、5月にIMPを開講予定です。
来年にはまた値上げをしてしまいます。
もしいつ受けようか迷っていらっしゃいましたら、
名古屋開催は年に一度のため、ぜひこの機会にご受講ください。
この素晴らしいメソッドが、一人でも多くの方に届きますように、
認定インストラクターになられて、
一人でも多くのお客様にこの安全で効果的なエクササイズを周知していただけるように。
心より願っています。