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養成コースとキャリアプランニング

こんばんは、ピラティススタジオslothsのYukiです。

 

養成コース開催が少しずつではありますが、認知されつつある弊社ですが、

今回はタイトルの件を私の経験や他の講師の話を踏まえて記載したいと思います。

 

 

また、よくある質問でもありますので今後の参考になれば嬉しいです。

 

 

❶養成コースはどの順番で受けたら良いですか?

 

もちろん既に他団体でマットのピラティスをとっている方もいらっしゃいますが、

私の経験を踏まえて同じお勧めをします。

 

IMPをまず受講されることを強くお勧めします。

 

なぜ?

私はIRから受講をスタートしました(既に他団体で資格を取得していたので)。

 

が、原則と姿勢分析の基礎が一切ない状態で受けたので、

お恥ずかしながら初めは全くついていけませんでした。

 

そして当時担当のITさんを巻き添えして、

姿勢分析のレクチャーを1時間余分に頂いた事を今でも覚えています。

 

解剖学の知識も想像以上にないと、ついていけないことを痛感しました。

 

 

で、私は

 

IR(インテンシブリフォーマー)

ICCB(インテンシブキャデラック、チェア、バレル)

AR、ACCB(アドバンスリフォーマー、キャデラック、チェア、バレル)

IMP、AM(インテンシブマットプラス、アドバンスマット)

ISP(インジャー&スペシャルポピュレーション)

 

の順番で受講しましたが、

 

IMPを受けて、STOTT PILATES®︎の理解がより深まったと実感しています

 

 

他のスタッフは、IMPとIRを受講して、その試験を受験しました。

 

IMPを受講している方が、原則と姿勢分析の理解が深くなっているので、

試験対策もしやすく、練習数をこなしていればレッスン対応も可能になっているのです。

 

 

また、

現在進行中で試験に向けて準備をしている生徒様で、

IMPとIRを受講して、認定試験に臨む方は、

 

ほぼ完全に原則を誦じて、

姿勢分析を手際よく行ってくれています。

 

これは基礎を叩き込んで、継続してアウトプットされているからこそできる事です。

(インプットだけでは人に説明することはできませんので、アウトプットを積極的に行っている彼女自身の努力です。)

 

ちなみにこの生徒様は人に指導したことがないところからピラティスの勉強を始めた方です。

 

 

指導経験がない、

浅い、

 

を乗り越えて、

1年足らずの現在で、

堂々と人の姿勢を分析し、

その人にそのエクササイズを提供する理由を述べることができて、

堂々と人に指導をすることができています。

 

そして練習に付き合ってくださっているお連れ様にも喜ばれています。

 

(先日彼女に、練習した時間数を聞いたら、トータル300時間を超えていたそうです。それは指導も上手くなります。)

 

私は、

 

彼女が一番のサクセスパターンだなあ、と頭が下がりました。

 

 

だから、声を大きくして言えることは

未経験の方は特にぜひ

IMPを早い段階で受講してほしい

ということです。

 

元々私がレッスンしていたお客様で2名、このパターンで認定インストラクターになった方がいます。

 

質の高いレッスンを提供できていることは、顧客と信頼関係を築く条件の最低ラインです。

 

今既に指導されている方も、IMPをまだ受講されていないのでしたら、

STOTT PILATES®︎の有用なポイントの理解として受講される事をお勧めします。

特にマットですと原則の理解と多彩なモディフィケーション(お客様に合わせた修正)が学べます。

 

マシンももちろん使えた方が良いですが、

素早い修正はマットのエッセンス理解と提供が必要です。

 

 

他の団体も優れたポイントがありますし、私は今でも他団体のピラティスを受講することも楽しんでしています。

 

ですが、指導の初心者が、人に教えられるレベルになるまでの教育を間違いなく選びたいなら、

STOTT PILATES®︎のIMPを早い段階で受講することを強くお勧めします。

 

ちなみにIMPもIRも、年に1回の開催です。

 

2024年のIMPは

5/6〜5/10

5/13〜5/15

に開催決定しました!

 

詳細はこちら

https://www.pilates-sloths.com/training/imp/

 

既にお申し込みがありますので、ご希望の方はお早めにお申込み下さい!

 

認定試験は半年後の予定です。

 

 

さて、2番目。

 

❷みなさまは資格を取得した後はどのようなキャリアプランをお考えですか?

 

もちろん独立したい、マシンを購入したいなどもあるでしょう。

マシンピラティスを独立で始める方も多くなりました。

私もそうなので、それを否定するつもりはありません。

 

 

ただ、

 

集客の見込みはありますか?

 

数字をしっかり提示できますか?

 

その数字を出した根拠を説明できますか?

 

新規は今月何名獲得できれば良いですか?

 

その人数にしたのはなぜですか?

 

新規継続率を数字で答えられますか?

 

来月の売り上げを予測できていますか?

 

その予測にした理由を説明できますか?

 

年間の売り上げ進捗を見て、必要なPDCAサイクル提示できますか?

PDCAをしっかり回せますか?

 

その経験が浅い状態で独立されるのは、正直お勧めしません。

技術だけで生きていけないのがスタジオ経営なのです。

 

それであれば、外部業務委託で経験を積んでからの方が間違いなく良いでしょう。

 

インストラクターとしてのキャリアプランは明確に具体的に。

 

私はたまたま、いろんな運が良かったのです。

もちろん、3年ほどは外部業務委託を半分と自営半分でピラティスを提供していました。

 

前職でマネジメントもしていたし、夫は経営も広告も強いし、

お客様も所属講師も本当にお人柄の良い方々ばかりで、

助けられて今も運営できています。

 

だからきちんと還元できるように来年も運営も指導も力を注ぎます。

 

ではみなさま、良いお年をお迎え下さい。

(これを書いている日時は12/31です🐉🎍)