相対的評価と絶対的評価

こんばんは、物凄く久しぶりな記事です。

パソコンを開きたくなくて笑
スマホから書いています。

細かい修正は後日やるとして、
書きたい記事はもともと決まっておりますので思うままに書きますね。

今回のタイトルはコレ!

 

ん?
何か違うものが混ざってしまったけど、可愛いので消しません笑

相対評価と絶対評価。

この言葉を目にしたことはありますか?
一般的には組織や学校などで、人を評価する際に何を基準にするかの違いです。

相対評価というのは、簡潔に言えば人や事例に比較しての評価。

絶対評価というのは、目標に対しての数値や評価です。


ですが今回のタイトルの意味は少し異なります。

相対的評価と絶対的評価。

これは私がそう呼んでいるだけですが、
自己評価に対しての

相対的と絶対的

の意味です。

ここでの相対的とは、
他者の基準での自己評価です。

信頼している人の意見は聞きたくなりますよね。
この人がそう仰るなら、これを変えてみよう!
とか、
この人に良く見られたいな!
とか。

どなたにも心当たりがあるでしょう。

もちろん私も、お客様から印象よく見られたいので、
清潔感を出すように!
や、
丁寧な言葉遣い
を心掛けますし、綺麗にしたいと思う気持ちはあって当然です。

ですが、
人の意見を取り入れすぎて、自分の意思がそこにちゃんとあるかどうか分からなくなってしまったら、
それは相対的評価を気にしすぎているという事です。

これは疲れてしまいます。

若き昔の私が、正にそうでした。笑

例えば、
Aさんが良いと思っていた書類のまとめ方が
上司は気に入らず、
このやり方では見辛いではないか!
と叱られてしまいます。

上司のいう見やすい書類のまとめ方に直したところ、
同僚スタッフからは、
これでは効率が悪いから直して欲しい

と言われ、同僚には事情を話して我慢してもらう事となります。

が、しかし、後日
このまとめ方が分かりづらいせいで、同僚がケアレスミスをしてしまうのです。

さて、上司にミスの報告をすると、
書類を実際まとめたAさんに非があると言い始めます。

同僚はAさんを庇う事も、上司を立てる事もしません。
上司の言う事を黙って聞いているだけです。

Aさんは、何を基準にしたら良いのか分からないまま、その場を収めるためには謝罪するしかありませんでした。

じゃあ、今後はどうしたら良いですか?

と上司に聞くも、

そんな事くらい自分で考えてやれ!

と一喝され、萎縮する日々。

さて、私の勤めていた前職では、
こんな事は日常でした、悲しいことに。

もちろん私も似たような目にあった事、ありますあります。

理不尽に耐える修行だと思わないと、やってられません笑

こんな事が起こりすぎると、相対的評価ばかり気にするようになります。

自己評価は低くなります。

自分で考えて行動や決断する事が難しくなります。

上司の振る舞いに身に覚えがある方は、ぜひ見直して下さいね。
人に圧力かける人ほど、器の小さいかたなのです。

さて、こんな時こそ活用してほしいのが

絶対的評価

です。

これは、私なりに言えば
自分で自分の信じている基準で評価する事です。

人間、過大評価くらいでちょうど良いのですが、

相対的評価ばかり気にする人は、
自分の評価が過大すぎるか過小すぎる事がしばしばあります。

私の今の仕事で言えば、

お客様からの評価は相対的評価

自己採点は絶対的評価

と言えばわかりやすいですね。


ここでは、相対的評価をないがしろにして良いという意味ではありません。

何がベストなのか迷った時の基準は
自分の絶対的な評価を信じよ、

という意味です。

これが1番難しいのですが、
道徳や哲学を学んでいる事、ある意味宗教の信仰も大事な指針となりますので重要です。

家庭環境も人格形成に関わってきますが、
1番は本人が何を信じるかなのです。

話を戻して、

例えば一部のお客様から不評を得たとして、
その内容が適切なものであれば改善を図るべきだと思います。

ただ、好き嫌いの話であれば、

スルーしましょう。笑

私はかなりのスルースキルが付きました。

だって、全員から好評を得るのは無理です。笑


私は、私の好きな、私が1番効果があったと思う伝え方でピラティスを伝えています。

スポーツクラブのジムスタジオで始めた時、

おそらくこんなに言葉を伝えて、体の動かし方を学ぶことなんてなかったでしょうから、

説明が多い
真似して動ければそれでよい
考えることばかりさせないで
キツイ
好きじゃない

言われましたよー陰で笑

更衣室行くのか嫌でした。

でもこれだけ言われましたが、
教え方は基本そこまで変えませんでした。
ある意味図太くなりましたね。

変えなかったのではなく、変えられなかった
が正確です。

自分がこれをやりたい、これを伝えたい、
という事を信じている事まで変えたくなかったからです。

ヨガはしないのですか?

と他の先生に勧められても、ずっとピラティス。

ピラティスだけをコツコツコツコツ。

これだけは絶対譲れなかったのです。
私にとって絶対的に価値があって、自信を持って勧められる運動がピラティスなのです。

レッスン数をこなしていった先に、

少しずつですが、私の伝え方を

「身体の変化にびっくり」
「大変だけど、どこに効いているか分かりやすい」
「目的を言ってくれるから頑張れる」

と言ってくれるお客様が増えてきました。

自分の絶対的な評価は変えませんでしたが、
相対的評価が良くなってきたのです。

もちろん、人がやる事ですから
伝え方をとちったり、失敗したりします。未だに。

でもピラティス自体は姿勢改善に役立つ素晴らしい運動法です。

私のレッスンにお越し下さいましたお客様には、ベストを尽くします。

あなたの信じているものは、信じてください。
あなたが良いと思った価値を曲げないでください。

人から批評されたときに、あなたがどうしたいか、
そこで真価を問われます。

あなたが、今どんなお仕事をされていて、
どのように頑張っているか、見ているわけではありませんが、

人に惑わされず、自分の絶対的評価を見つめてみてください。

ではでは。