雑誌や本、新聞読んでいますか?

こんばんは、slothsピラティスインストラクターの水野由紀です。

 

寒暖差が激しいですね、17時を過ぎると日が落ちて急に肌寒くなります。

 

マスクをしながらの業務、

元々汗をかきやすい

そして体が冷えやすい

 

(ピラティスしているのに冷え症なんですか?と思われて当然です。

なぜならば、インストラクターはお客様の身体の観察もお仕事ですから、自分はたいして動かない時も多々あるのですね。特にプライベートレッスン。

自分は動きの確認でデモをする程度なので、そうすると中途半端に汗をかいて、動かない時に体が冷えてしまうのです。

悲しき。)

 

なので、自分のために身体を動かした時や、オンラインのグループレッスン

(これは画面上でのレッスンなので見せる情報が多くかなり動くから)

のあとは自分の調子が良いのです。

 

30代(私の場合は20代後半から感じていましたが笑)になってから

身体を動かさない方が不健康にますますなっていく事を実感しますね。

 

散歩や有酸素運動ももちろん良いです。

個人的には身体のコンディションを整えてからそれらを行えば効果がより高いので

ピラティスはうってつけですよ!

 

 

さて、今回のタイトルは仕事半分、趣味半分です。

 

雑誌、本、新聞、

 

これらは全て活字です。

 

最近読んでいますか?ペーパーレス化していますから、ネットでも情報を拾えると思います。

 

特に雑誌。

 

最近はSNSの情報が本当に多いので(その情報の質についてはピンキリですが)

インスタグラムなどで情報拾う方が多いのでは無いでしょうか。

 

●雑誌や本、新聞で情報や文章を読む

●SNSで情報収集や文章を読む

 

上記は何が違うか分かりますか?

 

 

さあさあ、考えてみて下さい。

 

 

 

誰が発信しているかにもよりますが

 

SNSはどなたでも発信ができますよね。

アカウントさえ開設すれば。

 

もちろん著名な方のSNSアカウントもたくさんあります。

 

 

雑誌や新聞、本を書いているのは?

 

これもその道の著名な方などをまず想像しますが

 

書籍や新聞にする以上、

 

その文章の表現が誤っていないか

一般的に分かりやすい表現なのか

裏をとって根拠ある文章なのか

 

というプロ目線の言葉使いや表現になっています。

 

そう、言葉のプロです。

 

ライターさん、小説家、そしてそれらを推敲する人たち(文字校正)

 

その人たちが作った文章やキャッチフレーズは

素人さんの文章よりも的確で分かりやすく

ボキャブラリーも豊富です。

 

言葉のプロがトレンドも加味して使っているキャッチフレーズを

自分の広告や、セールストークに使わない手はありません。

 

そう、まさしく

私が販売員として務めていた頃、

 

雑誌はセールストークの宝庫でした。

もちろん、トレンドを確認することも大事なのですが

 

ラグジュアリーブランドに関しては、まずコレクションがあり(パリコレ、ミラコレ)

どちらかといえばトレンドの大枠を作っている側だったので、

 

その敷居の高いトレンドをそのように日本人向けにアレンジしていくかの方が重要だったのです。

 

それをしているのがプレスやスタイリストなんですよね。そして雑誌。

よっぽどエディターさんの方がお洒落です、販売員より。

 

雑誌の大きい文字、意外と使えるフレーズが多いのですよ。

 

販売のお仕事をされている方なら、自社ブランドのターゲット客層が読む雑誌を是非参考に。

 

今の私のような、インストラクター業であれば、、、

 

ターザンでしょうか?

ヨガに特化しているならヨガジャーナル。

 

私は個人的にファッション雑誌の方が、言葉が分かりやすく

トレンドを追っているので好きなのですが、

 

インストラクションする言葉についてはトレーニング系の専門誌でも良いと思います。

 

ただし、ここからが重要です。

 

 

自分の言いやすい言葉に少しは変えて下さい。

 

キャッチフレーズとは、人の心に残る言葉です。

そのフレーズは一つ加えながらも、

あなたの言葉であなたが考えた表現を用いて

インストラクションなり、販売でのセールストークなりに活用しましょう。

 

 

人から借りたままの言葉は、説得力を欠きます。

あの人が言っていたから、のままになっていませんか?

 

以前にも言いましたが、

お客様はあなたが思っている何倍も賢いです。

なんか適当に言っているなあ、、と気付きます。

 

それこそネットでお客様も様々な情報を拾えますから、その情報の真偽は別として。

 

 

だから、あなたの見解を入れた上での表現が必要なのです。

 

 

 

その表現を広げるための雑誌の言葉を色々と拾ってみて下さい。

雑誌の読み方も変わってきて楽しいですよ。

 

説得力を上げる表現方法は、雑誌よりも新聞、本が適切です。

 

かくいう私も20代の時は仕事以外で本や新聞、、、読んでいませんでした笑

 

娯楽で良いので活字表現に触れてみて下さい。

 

活字で表現できるということは、

ヴィジュアルで表現しなくても伝わるということなのです。

 

コレはかなり大きい強みですよ。

 

私の場合は、もちろん視覚でお客様に情報をお伝えしますが

言葉で表現ができる分、

自分が動かなくてもよくなります。

 

で序盤の冷え症みたいになるのですが、、、

 

でも、言葉で表現できるということは、

お客様を観察しながら

 

適切な言葉の表現でお伝えし(バーバルキュー)

必要があれば触覚情報を加えられる(タクタイルキュー)

 

ということです。

 

正直、見せる方がすごく楽ですよ。(ヴィジュアルキュー)

 

そんなに言葉の表現がなくてもできるから。

 

でも、仰向けやうつ伏せになったら、視覚情報は限られてきますよね。

 

だから言葉の表現の質が重要なのです。

読みましょう、鍛えましょう。

 

 

 

個人的な見解を加えますが

 

ピラティスにおいては、お客様に能動的に動いていただく事で

固有受容覚を鍛えていただきたいのですね。

 

触診も重要ですが、

ずっと触りっぱなしは逆効果です。

 

固定しなければいけない時はそれでいいのですが、

ずっと触られていると、お客様の動きは受動的になります。

 

自分から動くという事をしなくなるからです。誘導されているので。

 

それだと固有受容覚が鍛えられません。

 

 

視覚情報に頼り過ぎると、他の感覚が鈍ります。

でも触覚情報においては、触るのは序盤だけで、あとはご自身に動いてもらうようにして頂きましょう。

 

レッスンしていて大体序盤でわかるのです、

 

視覚情報に頼るタイプの人か、

触覚情報で納得することが多い人、

言葉の意味を噛み締めてから動く人。

 

もちろん初めは、コレらのタイプに合わせたレッスンを提供することが重要です。

それがインストラクターのお仕事です。

 

 

でも最終的には自分で考えて動いていただくために

言語情報に強くなるようにお客様と一緒に頑張りましょう😀

 

お客様がこのタイプだからダメということは決してないです。

ただ、視覚情報を失った時に困るので(急に停電とか)

それを理解してもらって下さい。

 

能動的に動けるようになると、自分の身体の状態を管理することも可能です。

 

 

言葉は大事です。

是非、あなたの素敵な言葉遣い、センスを磨いて下さい。

 

今日はここまで!