こんばんは、slothsピラティスインストラクターの水野由紀です。
本日九州地方の台風が心配ですね。
何事もなく過ぎてくれるのを祈るばかりです。
本当に、、、。
さて、タイトルに入りましょう。
青色申告していますか?
おそらくインストラクター業の方はほとんど申告されているはずです。
源泉徴収されていますから、金額によっては還付金が戻ってきますし、逆も然りですね。税金を収める場合も。
なぜこのタイトル今更、、、と思われる方はスルーして下さいね。
なぜならば、
青色申告をしていない同業者にお会いしたからです。
青色申告と白色申告の違いはなんとなくわかるけど、
申告面倒だから、白色でいいじゃない?と。
本業にしていないのでしたら、全然それでいいと思います。
年間20万未満の収入でしたら申告不要なので。
ただ、個人事業主としてその仕事を本業にしていて、
経費を抜いても年間所得を48万超えるなら、
ぜひ青色申告して下さい。
基本メリットは
青色申告控除65万円(2020年度から55万円、e-Taxで申請すれば+10万控除)
赤字を3年繰り越せる
家族の給与を経費にできる
です。
この辺りは、私のブログよりも、税理士さんの記事をお読みいただく方が正確ですから割愛します。
私が一番メリットだと思うのは、
複式簿記を自分でつけることにより、
自分の経営状況が読み取れる力がつき
数字に強くなる事です!
青色申告の方が複式簿記という方法で計算しないと青色申告控除が受けられないのです。
この複式簿記が大変厄介な代物ですが。
勘定科目を覚えないと入力が進まない事が個人的に辛かったです。
あとは会計ソフトにお任せしましょう。
有料でも会計ソフト使った方が明らかに楽です。
個人事業に関わる簿記の知識はありますし資格持っていますが
それでも会計ソフトでやる方が絶対早くて、変な間違いはしません。
自分で複式簿記やりたい!という方でなければ、
コストをかけてでも会計ソフト使用をお勧めします。
e-Tax申請できるものを選びましょう。
お勧めは一ヶ月ごとに経費と売上入力をしておく事。
※通帳記入はマメな方が良いです。細かく記帳した方が、数字の増減を感じやすいので。
年末年始に年間の経費処理を行うほど、疲労が溜まるものはありません。
これは経営でも個人が生活する上でも大事ですが
自分が一ヶ月にどれだけのコスト(経費)がかかるのか分かっていないと
お金の使い方がおかしくなってきます。
収益に見合った使い方、言い方を変えれば身の丈にあった使い方をしているのか。
その経費は売上に繋がるのか、回収は見込めるのか。
是非確認しましょう。
ちなみに私は経費をそれなりに使っているのですが、
知識に関わるお金は、目標年間売上の5%まで出すことにしています。
あくまで例えば、1500万の売上なら75万円です。
ブラッシュアップには必要な経費なのです。
とある五つ星ホテルのコンシェルジュは、
お客様に、この近辺で良い食事所はないのか?
和食が良いのだが、ハラルフードが食べられるお店、
英語が通じる場所
などなど、
聞かれることが非常に多いため
そのホテル近辺の食事処などをリサーチするために
月5万円を経費として支給されていたそうです。
なんでしょうか、それ。初めて聞いたときは驚きました。
20年以上前のお話ですが。
(私がその話を聞いたのは12年前)
お客様へ提供するための知識ですよね。
そのようなスマートな接客には経費が必要なのです。
サービスが素晴らしければ、また利用されることもあり。
そのお客様が利用されなくても、友人知人に口コミしてくれるかもしれません。
適切にお金を使うこと。
自分のお金の使い方を知っておくこと。
経営者であれば尚更です。
私の話をすれば、
年間で一番多く使っている勘定科目は
消耗品費と雑費です。
所謂消耗品と呼ばれるものは全て該当します。
今年は特に消毒液とか、ウェットティッシュとかマスク
頻繁に購入しています。
ウェアも消耗品です。あとは色々。
雑費は基本知識に関わるものです。
講座受講費用がそれにあたります。
マシンなどは大体備品で減価償却になりますが、
一つ一つの金額が大きくても消耗品と雑費のトータル費用には敵いません。
9月ですね、年末までの確定申告準備、今からでも始めてみてはいかがでしょうか?数字が読めるようになると本当に面白いですよ。
さらに、来年の売上目標の立て方も前年に基づいた物が作れるので
売り上げ何月が弱くて、何月が頑張りどころかも読みやすくなりますよ。
今回はコロナの影響がありますから、一概には言えませんが、多少の指標にはなりますよね。
でも、本音は
再来年以降の確定申告は税理士さんにお願いしたい、、、
ではでは!