こんにちは、slothsピラティスインストラクタのーの水野です。
このブログから、私のことを初めて知った方のための、3行自己紹介。
ピラティス歴8年、それ以前の運動経験0
過去に外資系ハイブランドに8年勤務
趣味は読書とミニオン蒐集
という感じで、
現在はピラティスインストラクター1本で生計を立てております。
特に突出した部分があるわけではない、普通の平凡な人間です。
イメージで言えば、大変人気のインストラクターというわけでもなく
スタイルがすごく良いわけでもなく（普通に健康的だとは思いますが）
インスタ映えする写真が不得意で
SNSのフォロワーもインスタグラマーには程遠い笑
あなたとの共通点、いくつかありませんか？
ただ、今まで働いていた仕事のおかげで、
自分のセールスポイントと販促スキル
それをしっかり分析して行動に移し続けたことにより
普通の人でも生計が立てられるようになったわけです。
このブログにたどり着いている方は、
きっと今後の自分の行末が不安だ、という自営業の方だと推察します。
インストラクター、フリーランスの皆様がスポーツジムの外部業務委託に依存して働くだけでは、いよいよ生きていけなくなりました。
ここで、三通りの思考に分かれるわけです。
【コロナウイルスが収束して、スポーツジムが元の状況に戻るまでの我慢だ。それまで皆さん、頑張りましょうね！】
【このままでいいのかな、、、ジムの環境が変わらないなら、外部の仕事を増やすしかない】
【スポーツジムに依存しているままでは、先が見えている。何か打開策を講じなければ、、、】
さて、あなたはどのタイプでしたか？
1番目の考えは誰もが願う事です。
私も、今回のコロナウイルスの収束を願うばかりですが、
それまで何もアクションをせず待っている状況は、
非常にマズい
と前回も記載しました。
手っ取り早いのは2番目の考えですよね。
でも、何処も同じ状況である事は変わらないと思いませんか？
であれば、3番目の考えも視野に入れてみます。
働き方を今一度見直すチャンスだと捉えませんか？
では、早速タイトル通りの内容に進みましょう。
予算を決める、って当たり前の事じゃないですか？
と思ったあなた。
そうです、当たり前の事です。
大事なポイントは、
その予算の立て方が、分相応なのか？という点です。
その売り上げ目標は、
何を基準にして立ててますか？
これくらい収入があれば安定するから。
社長だしベンチャーなら想像でコレくらいの売り上げないと！
せっかく資格持って働くのだから、機材を購入したのだから、もとを取らなくちゃ！
↑これよく聞きますが、前提が間違っています。この手の資格や機材は、収入を得る手段です。
あなたの予算設定は月設定ですか？
年間設定ですか？
出来るなら、
まず年間予算設定の上で
月予算を12ヶ月分、
適正に分散させましょう。
まず1つ目の予算設定方法として、
インストラクター業として既に勤務している方は、
直近3年の年間売上げ金額を出しましょう。
過去3年で売り上げが上がっているのか下がっているのか、比較してください。
（この管理、出来ていますか？2019年の8月の売り上げはいくらだった、とすぐにデータで出せますか？）
※本年に関しては、経済ダメージが世界レベルで起きているので除外してください。
すぐに出せないのであれば、簡潔な方法として
直近の年間売上げを出してそれを12で割りましょう。
それがその年の平均月間売上げですね。
レッスン数が増えてないのなら、
まず翌年の目標は
前年比110%に設定しましょう。
レッスン数が増えているのであれば、何本増えましたか？
そこに増える前の
月売り上げ ÷ 増える前のレッスン数 ＝ 月のレッスン単価
を出して、予算に加えてください。
これが一番地に足つけた予算の立て方です。
例えば、事業拡大等でレッスン数を増やすのでしたら、
立地や客数、単価も考慮した上で予算を設定します。
大体予算を立てるときのベースは、この過去のデータが元となります。
2つ目。
予算ベースが見えない方、または今の作成方法では不満のある（もっと予算設定を高くしたい）方、
今居住している家賃（レンタルスペースでのレッスンなら、その賃料）の4倍を目標にしてみましょう。
レンタル料が安くて上方修正が必要であれば、その時点で現状より＋10%売り上げ目標を設定してください。
これは、どちらかというとファイナンシャルプランナーの観点から言っています。
（実働はありませんが、知識と資格だけは持っていますし、簡単なライフプラン作成なら検索すればいくらでもフォーマットがヒットしますよ😀）
さて、予算を例えば以下のように決めました。
決め方はどちらでも構いません。
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●簡単プロフィール
フリーインストラクター
女性
既婚 子供なし
共働きだが、一人でも十分生活出来る収入を目指したい
予算設定
月 350,000 年間4,200,000
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では次にどれくらい働く時間を確保できますか？
それも加味して、レッスン単価を決めましょう。
レッスン単価に関しては、ここで細かくは言いませんが、
安すぎる価格設定はお勧めしません。
特に、よくあるキャンペーンなどで
初回体験500円！
とかありますよね。そのキャンペーンには行くけど、
実際に常連さんになったお客様は何名いらっしゃいますか？
※グループレッスンである程度の集客が見込めているから単価を下げている目的なのであれば、何も言いません。
※オンラインの場合の価格設定は対面と異なりますのでこれに該当しません。
あなたの貴重な時間を使って仕事をしていることを、どうか忘れずに
価格設定は適正、または誇りを持って金額を打ち出してください。
【グループレッスン】
集客数 × 単価 × 月開催数 ー 地代家賃
【パーソナルレッスン】
集客数 × 単価 ー 地代家賃
で計算して、予算に行くまでの目標人数を見定めましょう。
では、
先ほどのプロフィールの女性の設定で
予算内訳設定をしていきましょう。
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月350,000目標
週4回は仕事※拘束時間等は日による
グループレッスン12回開催の場合
毎回7人 × 単価2000円 × 12回 ＝ 168,000
レンタルスタジオ3000円 ×12回 ＝ 36,000
168,000 − 36,000 ＝ 132,000
パーソナルレッスン
月25人 × 単価 9000円 ＝ 225,000
パーソナルを自宅スペースで行った為 経費0
132,000 ＋ 225,000 ＝ 357,000
実働時間は12時間 ＋ 25時間 ＝ 37時間
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37時間でこれだけ収入が得られれば、
自分の時間も有効に使えませんか？
もちろん集客が出来ていることが前提ではありますが、
これは次回以降ですね。
まず、目標を明確にすることで
やってみたい事が少しずつ見えてきませんか？
あなたなら、この予算設定で
どのように集客したいなあ、と考えが膨らみませんか？
レッスンスキルも設備もしっかりしているから
単価を少し上げて、客数は少し減らしてみようかな？
と設定し直すもよし。
いや、グループレッスンの単価は低めに設定して、その代わり集客はこれだけ見込めるなあ
（または見込みたい人数でもOK、実際にレッスンを重ねて上方OR下方修正してもOK）
予算設定も、上方修正と下方修正があることをお忘れなく。
上方修正は、もちろん予算を超えていく見込みならばしましょう。
下方修正をするパターンは今回のような想定外のケース（世界経済レベルのことです）なので、またそれは後日に。
ちなみに実際のインストラクターさんで、
単価は都内でも高めの設定、
特にインストラクター飽和の都心で、家賃の高額な立地でパーソナルレッスンをされていて
年収1000万超えている強者もおります。
この方は、非常に特殊ですけどね。
これこそ1万人にひとりレベルです。
でも分析しなくても明らかに分かるのは
自分の魅力を最大限に伝える方法を知っている事です。
レッスンスキルはもちろん金額に見合っています、
それ以上にお客様のモチベーションの上げ方が上手なのです。
そして、主役は自分でなくお客様だという事に徹底しています。
そりゃ顧客増えます。
SNSはそんなにまだ広まってないように見受けられますが
（というか、、、人気だから探されないように操作していると思います）
お客様の口コミと実績のみで築いているのです。
皆さんがそうなります、とは言いません。
でもどなたにも可能性はあります。
やらなければ0%、
取り組めば0ではない、という事です。
まずは地に足つけた目標設定から！
具体例を出しているので、取り組みやすくないですか？
ぜひ設定してみましょう！
ではまた次に！
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2020年8月より、フリーランスの仕事についての成功method
（正確には私のたくさんの失敗と経験の上で発生した成功事例）
を少しずつ載せていきます。
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